2022.01.29 BLOG
ベトナムで「マツコ会議」を撮影しました — 生放送スタイルの中継、機材と信号の流れ

Creepy NutsのDJ松永さんが号泣した回で話題になっていた、日本テレビ「マツコ会議」。そのベトナム撮影パートをVINEPROが担当しました。
スタイルは、日本から遠隔で演出指示を受けながらベトナム側で撮影を進めるというもの。マツコ・デラックスさんとベトナムの出演者の会話をSkypeで中継しながら収録するため、本番中は失敗の許されない、ほぼ生放送の現場でした。
機材構成
- 放送スイッチャー: Blackmagic ATEM Mini
- カメラ: Sony FS7 Mark II
- レンズ: Canon EF 24-70mm F2.8L II
- ピンマイク: Sennheiser Wireless Evolution G3 ×3
- レコーダー: Zoom H6
- サブカメラ: BMPCC 4K
- そのほか: 照明2基・カメラモニター・三脚
ベトナムから日本への信号の流れ
音声: ワイヤレス3波 → Zoom H6(出演者3人を個別に収音してミックス)→ ATEM Mini
映像: FS7 Mark II + BMPCC 4K(Bカメ)→ ATEM Mini → Mac → Skype → 日本のスタジオサブ
ポイントは、スイッチングと音声ミックスを現地側で完結させていることです。海外中継は回線が一番の不安要素なので、日本側には「完成された1系統」だけを送る構成にするほど、事故の起きる場所が減ります。
本番はやっぱり、何かが起きる

撮影1時間前になって座り位置の変更があり、さらに音声トラブルも発生。昼ごはん休憩もとれないまま本番に突入しましたが、無事に放送されました。生放送スタイルの中継は、この「直前の変更を現地で吸収できるか」が勝負どころです。
本件は、ロコファクトリー様からお仕事のご紹介とコーディネートをいただきました。地上波の中継撮影については、「有吉の世界同時中継」の撮影記事でも機材と段取りを紹介しています。
